出版社をくどくにあたって、いちばんの武器になったのは企画書です。
一応の紹介はあっても、そこは初対面。
就職の面接のようなものです。
相手にとって、価値が認められなければ、おしまい。
そのためには、本の全文があったとしても、その場ではとうてい読めないし、といって渡してくると返事が気になって仕方がない。
だから、企画書。
ビジネスのプレゼンだと思えばいい。
編集者はやはり売れる本をさがしているので、その要求をみたしてあげること。
まずは、
1.その本は、誰が読んでくれるのか?
誰の気持ちに訴え、誰の心を行動をどう変えるのか?
これをわかりやすく説明できれば、かなり前進。つまりどれだけの読者がいるかがわかる
2・その本の目的は?
その本を何のために出版したいのか?
世の中を変える?
トレンドを変える?
人に勇気を与える?
これが明確だと、著者の意図が伝わりやすく、意欲もわかる
3.その本のポジショニングは?
その本は、書籍の中でどんなポジションを占めるのか?
似たような本がたくさんあるところに出しても埋もれるだけ。
書籍の盲点をついているか?
いままでに見たことがないか?
語り口が全く違うのか?
これによって、本屋さんでのおかれる場所が変わる。
4.その本をなぜこの出版社から出したいのか?
これがうまくいくと、出版社の力の入れ具合が変わる。
などである。
もちろん、これはわたしの意見ですから、違う意見の方もいらっしゃるでしょう。
いろいろだから、おもしろい。
でも、こうやって、何とかなったわけです、私の場合は。
なんとなく出版したいではうまくいかない、こんなことをしっかり考えれば、
じぶんのなかで考えもまとまるでしょう。
売り込みも、プレゼンだとおもえば、準備するはずですから。
お役に立てれば、いいのですが。
来週、発売される本をみていただければ、今日のことはすこし、ご理解いただけるかもしれません。

