ファン感謝デーで見せた、うるっとした松坂のココロのうち。
日本中の人から寄せられた、がんばってこい、のメッセージにさすがの松坂も
参ったのでしょうか。
松坂ほど、アンチ松坂のいない選手はいません。
なぜでしょう?
あのくったくのない笑顔?
ピンチに強いピッチング?
やさしい受け答え?どれもあたっているでしょう。
でも、僕はこう考えます。
確かに、毎年いい成績を収めています。
でも、
あっと驚くような成績は?
実はないんです。
デビューの155キロ片岡切り。
WBCの好投。
甲子園の快投。
いずれも、記録より記憶に残るシーン。
昔は、長島は記憶に残り、王は記録を残す、
といわれました。
ま、長島さんみたいなものでしょう。
でも、彼が誰とも違うのは、
高校生の時から、着実に進化していることです。
高校で1番。
プロで衝撃のデビュー。
ストレートから投球術へ。
そして、負けない投手へ。
多分、彼には、野球選手としての設計図があるように思えます。
自分の中で、
「ゴール」を設定している。
そのゴールは世界一かもしれませんが、
そのゴールに向かってどういう道をたどればいいか
試行錯誤しながら、進んでいるように見えます。
山の頂上へ行く道はいろいろある。
だから、彼はいつもそのゴールを見て、
目の前の一歩を確実に進んでいる。
決して、ジャンプしようとしていない。
その少しづつ、確実に、
がみんなに伝わっているのです。
だから、みんなが松坂を応援したくなる。
彼は、みんなに進歩を少しづつ見せてくれている。
こんな人はなかなかいません。
だから、みんな松坂が好き。
私もその一人です。
楽しみにみさせてもらっている。
ゴール、と一歩づつの進化。
レッドソックス戦がたのしみです。

