メルマガ登録
コミュニケーションの耳袋

現代のコミュニケーションに関する話を、しかも門外不出の話を、誰よりも早くお伝えします。
大きな耳に溜め込んだ耳寄りな話、広告、心理学、マーケティング、クリエイティブなどなどを。21世紀の耳袋、として発刊します。

※現在準備中です。お楽しみに!

セミナーのご案内

「関橋英作のプレゼン学校」 、2010年9月8日開講、場所:港区六本木3-5-27 六本木山田ビル1階

                              

« ファストファッションは生き残れるか? | メイン | お祈りする縄文土偶 »

2009年05月10日(日)

横浜港に現れた巨大クモンガーの正体は?

知っている方も多いと思いますが、
これです。機械仕掛けの巨大クモ。

%E3%82%AF%E3%83%A2%EF%BC%91.jpg

%E3%82%AF%E3%83%A2%EF%BC%98.jpg

よくもまあ、こんな馬鹿げたことを一心不乱にやるものか。
実はそこに感動したのです。
いまの日本を見てください。
効率ばかり気にして、こんな素敵な「アホ」を
忘れてませんか?
ラ・マシーンはもともと、
ロワイヤル・ド・リュクスのハード担当。
それが高じてこうなったわけです。
ご存じの方は、ロワイヤルの「巨人神話」に
たぶん、度肝を抜かれているはずです。

それにしても、クモンガーにはやられました。

%EF%BC%95%E3%82%AF%E3%83%A2.jpg


日経BPオンラインのコラム「マーケティング・ゼロ」にも
書きましたが、このクモは
フランスのスペクタクルアート劇団「ラ・マシーン」による
街を劇場化するパーフォーマンス。
横浜開港150周年記念「開国博Y150」の開幕前イベントのために
やってきたものです。
2匹の“クモンガー”が、横浜赤レンガ倉庫付近に出現し、
日本大通りまで練り歩きました。

%E3%82%AF%E3%83%A2%EF%BC%95.jpg


%E3%82%AF%E3%83%A2%EF%BC%93.jpg

巨大クモの8本の足を動かすスタッフが、
それぞれの足の根本にいて自在の動きを制御している。
さらに頭部にも。
そして本体を動かすスタッフとたくさんの人々が、
巨大クモを操っています。
時折、口と尻部から水蒸気のような水を吐き出す。
その様子は、ほんと怪獣クモンガー呼びたくなるような姿。

%E3%82%AF%E3%83%A2%EF%BC%94.jpg

%E3%82%AF%E3%83%A2%EF%BC%96.jpg

%E3%82%AF%E3%83%A2%EF%BC%97.jpg

しかしです。
昨日、横浜に行ったところ、
クモンガーは、ちょっと広めの柵の中に
閉じ込められていました。
そこで、お金を取って、ほんの少しだけ動く。
ただの見世物になっていたのです。

これは、街を劇場にというコンセプトで活動している
ラ・マシーンの精神とは全く違うもの。
お金のためや、コントロールのためとはいえ
これでは、
あのバカげたことを一生懸命やるという
失われた心を取り戻すことはできません。
どうして、日本だとこうなるのか。
クモンガーが横浜の街を闊歩した
あの姿こそ、人間らしい不可思議を取り戻すための
ものなのに。
残念です。
効率がいちばんの美徳とされ、
リスクを冒さない。
そうなったら、日本のあのバカでかい大仏も
オナラをする絵巻物もできなかったでしょう。
日本は、もっと「おもろい」国のはず。
もっと、もっと、変なこと、突飛なこと、バカなこと
まじめにやりましょう!
効率からは何も生まれない。
行け、飛べ、クリエイティブの国、日本!


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://s-eisaku.jp/mt_sys/mt-tb.cgi/242

コメント (0)

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)