もう7年目になる、
浅野温子の「日本神話への誘い」。
今回は、天橋立近くにある籠神社にて。
まさに古事記の世界でした。

平成15年に伊勢神宮で始まった
浅野温子の語り舞台。
古事記に独自の脚色を加え、
ひとりで神話を語るという舞台です。

浅野温子と古事記、
正直結びつきませんでした。
しかし、舞台は神話の世界そのもの。
はじめのうちは、浅野温子を意識していましたが、
物語が進むうち、
すっかり、神話の世界に入り込んでしまいました。

今回は、籠神社にちなんで、
伊邪那岐・伊邪那美~黄泉の国での永遠の別れ
天の岩屋戸にお隠れになった天照大神~月読命の語れる
の二話。
丹後あたりには神代に遡り多くの神話伝説が伝えられています。
殊に籠神社は、元伊勢と呼ばれ、
伊勢神宮の神々が、この地から移られた、
と言われているところです。
つまり、天照大神の地。
また、天橋立の由来は、
天と地を往来する梯子がある夜、倒れて天橋立となったという
語り伝えからきているそうです。
そうした神話を浅野温子一人で、何役もの声を使い語る。
そうしているうちに、
雨が降り出しました。
その雨が、ライトに映し出され
神々の演出とさえ思えるような降り方。
少々寒く感じましたが、
それより、天照のことが気にかかって
完全に引き込まれていました。
日本の神話、つまり神様の話ですが、
とても、われわれに近い。
神様でありながら、人間的な感覚を持っている。
それが、日本のユニークでいいところ。
もう一度、たくさんの人が古事記を知れば
日本を思い出すかもしれない、
そう強く思いました。
語り舞台は、まだまだ続きます。
お近くでぜひ。
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