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コミュニケーションの耳袋

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2009年05月28日(木)

寺山修司の脳の中身

青森県三沢市にある寺山修司記念館。
まるで、寺山修司の脳の中身が
ひとつずつの机の中に納まっているようでした。

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寺山修司が没してから、すでに26年。
その間に、日本は
バブル、バブルバースト、不景気、格差社会
そして、金融危機。
いま、寺山が生きていたら何をしたのか。
そんなことが頭に浮かびました。
で、行ってきました。寺山修司記念館。

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三沢駅からタクシーで30分くらいの林の中にありました。
なんだか、ヒタヒタと血がぬたりです。

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寺山修司は、青森出身ですが、
弘前市、青森市、八戸市、三沢市、五所川原市と転々。
青森県は、津軽と南部であまりにも性質が違うので
昔は同じ県と思えないほどでした。
ですから、寺山修司はどうなのかは論じることができません。
なぜ、記念館が三沢にあるかも不思議。
小学時代の同級生が奔走したということですが
理由としては不明確です。

ともあれ、天才俳人にはじまり、
犯行の演劇家、作家、エッセイ、映画監督、
作詞家、そして競馬評論家(?)などなど。
何の専門家か不明です。
本人曰く、職業は寺山修司。

映画「田園に死す」は、衝撃でした。
映画のジャンルをはるかに超えていましたから。
また、
カルメンマキ唄う「時には母のない子のように」
競馬、モンタバル家の狂った血を受け継ぐ「モンタサン」
寺山修司の発するメッセージは、
社会のアンチテーゼでした。

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記念館内部は、まるで寺山修司の脳細胞が
ひとつずつ展示されているように
机の引出しに、寺山修司の作品が収められていました。
それが、ズラリと並んでいる。

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まるで、寺山修司の脳細胞と会話しているような感覚です。
あの、ピリピリした自意識を目の当たりにしているのです。
血管までピリピリしてきました。


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こんな寺山修司のような、何でもできる人が
求められている。
私は強くそう感じています。
知的なものが後ろに隠れる社会。
そんな社会をぶっ壊すことができるのは
まさに、寺山修司のような知的スーパーマン。
彼の考えることはただ社会へのアンチメッセージ。
清志郎といい、
なぜだか、そういう人がいなくなってくる。
スーパーマンがいないのなら、
ひとりひとりが、底上げするしかないのです。
それしかないのです。


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