7年ごとに行われる、諏訪の御柱祭。
ちょうどゴールデンウィークだったので
行ってきました。
神事に熱狂する諏訪の人たちは
やはり神がかっていました。

よくテレビのニュースで見る御柱祭に。
あれは、山から神木を運んでくる際の
「木落し」と呼ばれる激しいもの。
山出しのひとつで、川越しとならんで
町まで神木をひいてくる行事です。
一気に坂を下ってくるので、テレビのネタになりやすい。
すごいのは、ほぼ1年かけて行事が行われること。
前年の6月に、御柱にする木を選定し、
3月に伐採。
そして、4月に山出しが始まるのです。
この祭りに、諏訪の人たち約20万人が参加。
まさに、町を挙げての神事なのです。
私が見たのは、里曳きと呼ばれる3日間の神事。
まあ、ハッピを着た人のなんとたくさんいることか。
しかも、平安時代から始まったといわれている祭りですから、
ほかのお祭りとは空気が違いました。


安国寺の御柱屋敷から、上社までの曳航していくのですが
なにしろ、大きい。
柱によって少し違うのですが、
約20メートル、10トンもあろうかという御柱です。
その前後に、「めどでこ」と呼ばれる、V字型の木を両端に付けて
その先を、200人くらいの人で綱で引っ張っていく。


V字型のめどでこに乗った人たちは、
右へ左へと揺られながら、勇壮に「ヨイサー」と掛け声をかけながら
空に向かって体を伸ばす。
危なそうだけど、かっこいい。
私もちょっと仲間入りして、曳かせていただきました。

この曳航の間中、子供や大人の木遣り歌が響いて
何とも言えない空間が生まれるのです。
ひとつになっている感じですか。
気持ちいい!
ああ、これが本当の地域愛なんだなあ、と思いました。

こうやって、ゆうくりゆっくり時間をかけて進んでいきます。
感じたのは、あ、昔は時間がゆっくり動いていたんだなあ、ということ。
ほんとうに、人間のリズムでしょうか。
わずか1キロもない道程を数時間かけて進むのですから。
私が曳いて、到着したのは、上社の前宮。
もっと先には、本宮があるのですが、
前宮は山の上にあり、御柱のルーツらしい。
神様はやはり、山の上ですからね。
久々に、気持ちのいい1日でした。
ちょっと疲れましたが。
この1週間後に行われた下社の御柱祭で事故がありましたが
ご冥福をお祈りします。
この続きはまた。

