暑い最中、ビールを筆頭に
冷たいモノを欲する気持ちはみんな同じ。
ここに、「冷やしシャンプー」なるものがあります。
さてさて、それは何?

山形市にある、小さな理髪店「メンズヘアリズム」。
名前は少々変わっていますが、
どこにでもある、町の床屋さんです。
ところが、夏になると、こんなのぼりを出すのです。
ここは何屋だ?
と通りかかった人たちが騒ぎ出すのです。
それこそが、ここの店主の狙い。
まんまと、乗せられ他人が続出したのです。
とても床屋さんとも思えない、PR作戦。
ご主人は2代目ですが、
年中代わり映えのしない床屋のビジネスを何とか考えたそうです。
そこでひらめいたアイディアが、「季節限定」商品。
そうだ、くそ暑い山形の夏には
元祖「冷やしラーメン」があるではないか。
これだ!と思い、お客さんに試したところ好評。
それが、シャンプーを冷やしてやるというシンプルなことでした。

単純ですが、思いつきません。
シャンプーと冷やし、という組み合わせ。
それから、自分でも冷やし用のシャンプーを開発し
本格的に、ホテルなどいろんなところとコラボ。
順調に進んでいるようです。
季節限定のシャンプーセットは
仕事で頭に血が上った人にも有効なようで
毎日のように来る客も。
こうして一生懸命考えると、
神様はご褒美をくれるもの。
「おくりびと」などの脚本や企画で有名な
小山薫堂さんも訪れ
ご主人に、あなたは「冷やしびと」ですね
と言って命名してくれたそうです。

こういう例は、探せば全国にたくさんあるでしょう。
不況不況と嘆いても、ことは解決しない。
だめなときこそ、
解決策は頭の中にある!と信じて
アイディアに挑戦しましょう。
思わぬ幸運がやってくるかもしれませんよ。


神保町で、こんなノボリを
発見したことがあります。
それは、「冷やしアタマはじめました」
「冷やしシャンプーはじめました」を
真似して、インパクトを
追求したのかもしれません。
ギョッとします。
スイカのことかと思い、二度見しました。
床屋にも季節性は大事ですね。
投稿者: こんにちは、青山です。 | 2010年07月02日 20:01