鳥獣戯画にも描かれている「田楽舞」。
その芸能が、東京・王子神社でよみがえりました。
厄災を払うその舞は、いまこそ必要かもしれません。

起源は平安時代と言われていますが、
ひょっとすると、もっと古いかもしれません。
鳥獣戯画を始め、古い絵巻には「田楽踊り」が描かれています。


平安時代の京都では2ヶ月間もこの踊りを続けた
という話があるくらい熱狂的なもの。
全国でも、那智大社など残っているモノも少ないと言われます。
ここ王子神社も、一時は中断していましたが
地元の方の努力で復活したそうです。
魔除けの垂れ紙が下がる花笠をかぶった姿は
かわいくもあり、また神さまのようでもある。
足を交互にさせてステップ。
持った太鼓を打ち鳴らす。
ビンザサラとよばれる、竹を重ね合わせた楽器が
独特の音を出し、魔除け?




こうした芸能や祭りは、どんどん姿を消して行っています。
続いている場所では、
それを守る年配者が、子供たちを指導して伝えている。
だからこそ、子供たちもその大事さに気づくのです。
そして、何より、みんな楽しそうにやっている。
最年少は、小学1年生。
がんばって、しっかり舞っていました。
こういう芸能に
自分たちの考え方の起源があり
それを知ることが、今の自分たちを知ることでもある。
大事なことですね。

