今回の旅で感じたことは、
日本は地域で成り立っている国ということ。
地域に目を向ければ、
いくらでも素敵なこと、素晴らしいこと、かっこいいこと。
あふれてますね、ほんとうに。
それでは、まずはローカル電車から。
その名は、
「リゾートあすなろ号」
青森はヒバの産地で、
ヒバの正式名称は、「ヒノキ科あすなろ属」。
明日は、ヒノキになろうとガンバル木なのですね。
その電車は、
蟹田、青森、浅虫温泉、野辺地、陸奥横浜、下北、大湊。
青森から下北まで、約1時間40分。
東北新幹線全線開通とともにデビューしました。
左に陸奥湾を眺めながら、森の中へ進入していく電車。
森の中をくぐっていく、という表現がピッタリです。
あすなろ号は、わずか2両編成ですが、
中は超ゆったり。脚を伸ばしても前にとどきません。
窓は、ド広く開放的で、
眺めは、パノラマ!!
後部には、展望室つきで家族ワイワイOK.
これだけでも、旅はいいもんだ!と鼻歌のひとつも。
そのとき、電車は駅でもないのにブレーキ!
アナウンスで、前方の線路をカモシカの親子が走っています、と。
それで、停車。
乗客は、みんな前へ写真を撮りに。
なんとも愉快なカモシカ停車でした。
まるで、演出のよう。拍手喝采!
そうこうして、陸奥横浜駅へ。
載ってきたのは、乗客ではなく
売り子さんです。しかも、おっさんや男子ばかり。
地元の名産の売り子さんたちでした。
その名も、ほっかむり隊。
いわゆる車内販売とは違い、
ヒバ品など、興味をそそるものばかり。
そうでなくても、こうこられたら、
飼わずにいられる人はいるでしょうか?
あまり甘くないかりんとうも、おいしかったなあ。
そうこうして、目的地「下北駅」へ。
下北からは遠かった!!
あすなろ号にのって、
地域の電車が壊滅状態なのは
親方日の丸、JR様の言われるままにやってきたからなのは
間違いありません。
その挙げ句に、売り飛ばされて第三セクターに。
あすなろは、東北新幹線戦線開通というイベントがあったので
それの乗じて、ユニークな企画をすることができました。
でも、そうでなくても地域には
都会には全く望めない「自然」「人のあたたかさ」があります。
その価値をちゃんと認識すれば
都会の人が喜ぶ電車ができるはず。
もちろん、それは地域の人にとっても宝物。
地域の人が当たり前と思っていることが
実は、ものすごいダイヤモンドなのです。
もっと、地域を愛すれば、見えてくるのではないでしょうか。
地域復興は、愛しかありませんから。

