青森県、三内丸山遺跡。
縄文人をのぞき見るような場所です。
現代人は、とても縄文人には太刀打ちできない。
何とか、ひとつでも学びたいなあ、と思わせる空気が漂っています。

写真は、中央にドカッと存在感を示すふたつ。
そびえ立つのは、大型掘立柱建物。
直径、深さ共に2メートルの穴に、推測20メートルの6本の柱が建っていた。
火の見櫓か、見張り櫓か。
謎のままですが、栗の太い木で建てられた姿は壮観。
その隣の長い家は、大型竪穴住居。
ながさは32メートルもあり、
どう見ても、集会所!?
ということは、縄文時代には、会議が行われていた!
このふたつだけを見ても、
縄文人の文化度の高さがわかります。
縄文中期ですから、5千年前くらい。
恐るべし!!
海近くの、小高い平地に
約500家族が暮らしていたと言われていますから、まさしく共同体。
それでも、縄文人は国という概念をつくらなかった!
ということは、貧富の差は多少あったとしても
権力というモノを、重んじていなかった証拠。
いまから思うと、いちばん先進的ですね。
また、気温がいまより、3~5度高かったそうですから、
木の実や魚、動物など豊かだったんでしょうね。
あくせくしていない姿が浮かびます。
うらやまし!!


また、食べ物の貯蔵庫、貝塚(ゴミ捨て場ではなく、いただいたモノの供養の場)など
生活が上手でした。
当然、平均年齢は短かったでしょうが
その原因は、子どもの早死。
赤ちゃんの遺体を入れた壺まで発見されています。
生まれ変わりを信じていたのですね。
大人の墓も、斜めになっていてベッドに横たわっているかのよう。
自然と神様と一緒に暮らしていたのでしょう。

こうやって、縄文人の暮らしを見ると
改めて、彼らの凄さがわかります。
全部、自分たちで考えてつくり、実行するのですから。
いまのように、スマホもなければコンビニもない。
明らかに、現代人のほうが暮らすことは下手。
便利だから、何も考えない。
問題が起これば、文句を言うだけ。
やっぱり、現代人は縄文人より
考える力が圧倒的に劣っていますね。
この考える力。クリエイティブの力と言ってもいいですが
これを磨くことが、
現代人の急務なのでしょうね。
急げ、走れ、考えよ。現代人!

