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コミュニケーションの耳袋

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2011年12月26日(月)

会津に行こう!福島だ!

こんな美しい旅館が残されていました!
福島県会津にある、向瀧(むかいたき)。
数寄屋造りや、書院造りの部屋です。
ここにいかずして、旅館は語れません。

イブの前々日、訪れました。
たしかに寒かったのですが、降り始めた雪を受けていると
なんだか包まれているようで、暖かくなりました。
東京の寒さのほうが、いやな感じです。

向瀧旅館は、会津若松駅から15分ほどの東山温泉郷。
川を挟んでいきなり現れるその姿は、
江戸へタイムトリップしたかのような感覚に襲われます。
それだけ、印象的。

江戸から続く歴史の中で、
いまなお、保ち続けている理由がわかったような気がしました。

宮大工の腕と、もてなしの素晴らしさ。
どちらが欠けていても、なかなか満足しないのが現代人。
もちろん、料理とお湯も心とお腹に染み入るものでした。

部屋や廊下のあちこちに施された,さりげないデザイン。
気がつくと、ほんとうにあちこちに。
こういうことが、昔の日本人の心だったのです。

てすり、欄間、ガラス障子、襖など
機能的なだけではなく、見せることを考えてデザインされています。
見つけると、ほっこりしてしまいます。

また、宿泊した部屋は「かきつ」。
カキツバタの透かしの入った欄間も、素敵でした。

部屋には,明治期に何度か宿泊された東郷平八郎さんの書が。

こういう小さいけれど心遣いの行き届いた部屋にいると
なんだか、豊かになってくるのを感じます。

それからもうひとつ。
70~80人も入るような大広間がまたすごい!
お寺やお城では見かけますが
「格天井」が!
旅館では見かけることがありません。

会津桐の柾目一枚板でできているので圧巻です。
しかも、舞台付き。
こんな広間で宴会したら、盛り上がるでしょうね。

こんなにすばらしい向瀧ですが
福島県にあるということだけで
客足が遠のいているそうです。

宮島などは大混雑らしいですが。
ちょっと寂しい感じがします。

いいな、と思われた方は、ぜひ、会津へ。
ほんとうに、2011の最後にふさわしい場所です。


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